【お肉大百科】広島県・松原さんの
「グラスフェッドビーフ」特集
水煮・煮込みで味わう本物の滋味!
広島県・三良坂で松原さんが飼育するグラスフェッドビーフは、
グラスフェッド100%の飼料と完全放牧のストレスフリー環境で育った健康的で人体にも安全なお肉。
松原さんのグラスフェッドビーフならではの、煮込みで際立つ滋味深い味わいの真価をぜひご堪能下さい!
松原さんの「グラスフェッドビーフ」は普通の和牛とここが違う!
松原さんの「グラスフェッドビーフ」と、普通の牛肉の違いは以下の通りです。
普通の和牛
- 若いうちに出荷するため、柔らかいが水っぽく、肉の味わいが薄くなりがち
- 不健康な飼育環境で配合飼料を与えているため、脂身にしつこさがある
- 抗生剤等の薬剤を投与されていることが多く、人体にも影響が懸念される
松原さんの「グラスフェッドビーフ」
- 搾乳や出産を経験した牛なので、固めではあるものの肉本来の味がする
- 完全放牧&グラスフェッド100%飼料のため、澄んだ味わいでもたれない
- 牛が健康的に育てられているため、人体にも安心安全のお肉
じっくり味わう新感覚の旨味をご提供
松原さんの「グラスフェッドビーフ」のおいしさの特徴
1出産・搾乳を経験した牛のみが持ち得る牛本来の旨味
日本で食されている牛肉はおおむね生後300日~400日で出荷されたもの。しかし本当の肉の味わいが生まれて来るのは、体の成長が安定する3年目からと言われています。
松原さんのグラスフェッドビーフは牛本来の味わいを有しています。若い牛のような水っぽさがなく、噛めば噛むほどに染み出る滋味を味わえます。例えるならば、繊細な出汁を味わう懐石料理のような良さを持つお肉です。
2もたれるようなしつこさは一切なし!
松原さんのグラスフェッドビーフは人工的にサシを入れないので、胃もたれするような脂のしつこさが一切ありません。
脂肪も筋肉も、自由に動き回ってついた健康的なものなので味わいが澄み切っており、一般的な牛肉を受け付けない人でも食べられると評判が立っています。
3あえて焼きを選ばない味わいの新境地
日本で若い牛が好まれるのは、柔らかさを第一に考えているためです。出産・搾乳を経験した牛は肉質から言えば固いため、市場に出回ることは多くありません。
しかし、それは味わいが劣るということではないのです。本当に風味の濃いお肉は、焼くよりも煮る方が味わいが出るもの。「水煮・煮込みで味わう肉の旨味」という新しい境地を、松原さんのグラスフェッドビーフで味わってみませんか。
松原さんの「グラスフェッドビーフ」のおいしさの理由・こだわり
1グラスフェッド飼料100%
松原さんのグラスフェッドビーフは穀物を全く与えていないため、雑味のない澄んだ味わいです。
配合飼料を与えると生産の効率は上がりますが、本来草食動物である牛に穀物を与えるのは不自然なことですし、お肉には好ましくない後味が生まれてしまいます。
グラスフェッド100%で育てられたグラスフェッドビーフはクリアな風味を持ち、安全性もばっちりです。
2365日戸外で歩かせる完全放牧
松原さんのグラスフェッドビーフは、一年中戸外で過ごすストレスフリーの完全放牧スタイルで育てられています。春から秋は地に生える草を食べ、冬は春から夏にかけて作っておいた草を食べさせます。
狭い牛舎に繋がれて買われると、牛はストレスを溜め、不健康になります。対して自然な育ちをしている松原さんの牛のお肉は健康的で、食べる人にも安全です。
3ヨーロッパで好評のブラウンスイス種
松原さんが育てる牛は、アルプス原産の乳・食肉用を兼ねたブラウンスイスという品種です。ヨーロッパで高い評価を得ていますが、日本で飼育している場所は多くありません。
サシが入りにくく、赤身中心なので柔らかさを重視する方にはあまり向かないかも知れませんが、旨味成分は黒毛和牛と同等。牛肉の臭みがほとんどなく、さっぱりした上品な味を持つお肉です。
生産者松原さんに一問一答!こだわりを聞いてみた
松原さんに聞きました!
広島県で三良坂フロマージュを経営。家畜の健康・幸福を大切にしています。
- 経産牛が市場に出回らないのはどうしてですか?
-
肉質が固めだからです。
日本では「牛肉と言えば焼き物」という考えが一般的ですが、牛の肉は年を重ねるごとに固くなっていくので、焼肉などには合いません。
けれども、本当の肉の味わいが出て来るのは3年を境とした先のことです。煮物にすれば肉の繊維がほろほろとして旨味も深まり、とても質のいいおいしさを味わえます。食文化にこだわりのある外国の方や通の方は、肉を煮て食べることを好みますが、それは本来煮物が一番肉の味わいを引き出すのに適した調理法だからです。試しにシチューなどを作ってみてはいかがでしょうか。肉の存在感がしっかり残ります。 - 松原さんの一番のこだわりは何ですか?
-
牛の健康を守ることです。
一般的に牛は繋がれて意図的にビタミン欠乏状態にさせられ、肥満状態になっています。例えるならば、寝たきりの状態でファストフードを食べ続けているようなものです。つまりは体調の悪い状態の肉を提供しているということで、それでは食べる人にも良い影響を与えません。放牧で育った牛は健康で、食べるものも良いので、とても質の良い肉になります。小さなお子さんのいるご家庭にも、安全なものを届けたいので、家畜の心身の健康、幸せには、強いこだわりを持っています。
生産者が教える「松原さんのグラスフェッドビーフ」の一番おいしい食べ方
生産者が一番美味しい食べ方を知っている!
生産者おすすめの「水煮」「ポトフ」「トマト煮込み」での食べ方をご紹介します。
- 水煮ほろほろ食感と染みわたる旨味
- フレッシュトマト煮込みトマトと併せて引き立つお肉の風味
- ポトフお肉の旨味が染み出す絶品家庭料理
「水煮」
- 材料(2人前)
- 【煮込み用】広島県・松原さんの「グラスフェッドビーフ ヒレ肉」ブロック(300g)
- 水 1.5ℓ※目安。お肉が隠れる位のお湯をいれるイメージで。
- 塩 お湯の分量に対して1~2%(1.5ℓで1%の場合、15gの塩を入れる)
- ネギの青い部分(あれば)
- 作り方
- 1:お肉が余裕を持って収まるサイズの鍋を用意してお肉を入れ、お肉が隠れる程度の水を入れる。同時に1%分の塩も入れる。※寸胴鍋などの深い鍋が望ましい。
ネギの青い部分を入れる場合はこの時に。お肉の臭みが気になる方はこれで臭みを取ることが出来ます。 - 2:中火にかけ、沸騰したらアクを取りのぞく。
- 3:弱火に落とし、最低2時間~3時間ほど煮る。
※この時、蓋をして少しずらして煮ること。旨味が凝縮されます。 - 4:火を止め、適温になるまでお湯のなかで冷ます。
「フレッシュトマト煮込み」
- 材料(2人前)
- ・松原さんのグラスフェッドビーフ肩ロース…300g
- ・トマト…350g
- ・マッシュルーム…1パック
- ・にんにく…1片
- ・オリーブオイル…大さじ1
- ・コンソメ顆粒…小さじ1
- ・オイスターソース…大さじ1
- ・塩胡椒…適量
- ・パセリ…適量
- 作り方
- 1:にんにくはみじん切り、マッシュルームは軸の先を軽く落とし3mmほどの幅に切り、トマトはヘタを取り1口大に切る。
- 2:肩ロースに塩胡椒を振ってなじませる。
- 3:フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ弱火で熱し香りが出たら肩ロースを加え火を強め焼き色がつくまで両面焼く。
- 4:マッシュルームを入れ全体を炒める。
- 5:トマト、コンソメ顆粒、オイスターソースを加え、トマトを潰すように全体を混ぜたら蓋をして弱火で30分ほど煮込む。
(焦げないようにたまに混ぜ合わせながら) - 6:もし水分が多ければ中火にして水分を飛ばし、塩胡椒で味を整える。
- 7:器に盛り、パセリを散らして完成!
「ポトフ」
- 材料(2人前)
- ・【煮込み用】広島県・松原さんの「グラスフェッドビーフ 肩ロース」(300g)
- ・玉ねぎ 2個
- ・ジャガイモ 3個
- ・人参 1本
- ・キャベツ 2分の1個
- ・ウインナー 1パック
- ・コンソメ 固型タイプ2個
- ・塩コショウ 適量
- ・パセリ 適量
- 作り方
- 1:シチュー鍋、寸胴鍋など充分な深さのある鍋を用意し、お肉を入れて中火で焼き色がつくまで軽く炒める。
- 2:お肉にかぶるくらいの水とコンソメを入れ、弱火で1時間半~2時間ほど煮込む。
- 3:玉ねぎ、ジャガイモ、人参、キャベツを適当な大きさに切って加え、さらに15分弱火でコトコト煮る。
- 4:ウインナーを入れて2~3分ほど煮る。
- 5:塩コショウで味付けし、お皿に盛ってパセリを散らす。
松原さんの「グラスフェッドビーフ」を食べた運営スタッフの声
けどさっぱりしてくどくない
牛肉は脂が重たいので苦手だったのですが、松原さんのお肉はとてもあっさりしているというので食べてみました。牛肉固有のくせが全くなく、さっぱりとして、いくらでも食べられました。普段食べないくらいの量を食べたにも関わらずもたれなかったのもなんだか納得できます。牛肉が苦手な人に、ぜひ食べてもらいたい肉です。(50代・男性)
深い味わい
経産牛はくせはないものの固めだときき、ちょっと食べにくいかな? と思いつつの調理でした。けれども薄く切ったすき焼き用ではちっとも気にならず、むしろあって嬉しい歯ごたえです。普通の牛肉はサシを愉しむようなイメージがあったのですが、松原さんの牛肉で「赤身の牛肉」の本当のおいしさが分かった気がします。濃いタレの味にも負けません。(40代・女性)
けどしっかり旨味が残っておいしい
普段牛肉と言えばステーキと思いがちで、煮込みはあまり検討したことがありませんでしたが、通の友人が「本物の肉は水煮が一番うまい」と言うので、勇気を出して作ってみました。あっさりしていて、かつ噛むたびに染み出すような旨味が感じられて美味しい! スープにも旨味がにじんで、味覚がとても研ぎ澄まされたような感じがしました。煮込みのためのお肉、納得です。(30代・女性)