【肉道大百科】おすすめのBBQ向け「豚肉(放牧豚)」&レシピ
BBQ向けに「豚肉(放牧豚)」のおすすめの部位と、レシピや役に立つ豆知識をご紹介します!
放牧豚肉をBBQで楽しむには
「甘みがすごい!」
放牧豚の肉を、いつも食べている豚肉の味を思い浮かべながら食べると、いい意味で大きく期待を裏切られます。
口に入れると、普段食べている豚肉の1.5倍はあろうかという脂身の豊かな甘みが鼻を抜けていき、柔らかいお肉の舌触りも楽しめます。「いつもの豚肉を放牧豚に変えるだけ」でBBQがグレードアップします。
【販売中】放牧豚を楽しむには、
肩ロースとトントロがおすすめ!
BBQで放牧豚肉を楽しめる、おすすめの部位
放牧豚肉の中でも特にBBQで楽しむのにぴったりな、肩ロース肉とトントロを紹介します。
【おすすめ部位1】
放牧豚肉の肩ロース肉は、
甘みがすごい!
放牧豚の肩ロース肉は赤身の中に脂身が網目のように広がっているため、どこを食べても脂の甘みをしっかりと感じることができます。
焼いても固くなりにくいため食べづらさもなく、BBQなら飽きることなく肩ロース肉本来のうま味と脂のしっかりとした甘みを存分に味わえます。
【おすすめ部位2】
放牧豚肉のトントロ肉は、
ジューシーでサクサク!
脂身たっぷりのトントロ肉は、BBQでも定番です。放牧豚のトントロ肉は、たっぷりあふれる脂のジューシーさはいつもの豚肉同様ですが、クドさはなく、特有のサクサクした食感も楽しめます。
脂のクドさを理由にトントロを敬遠していた人に、特に食べてみてほしい逸品です。
【レシピ紹介】BBQ向け放牧豚の美味しい食べ方
ここでは、放牧豚肉を使ったBBQ向けの料理2品のレシピに合わせて、初心者でも簡単においしく作れる「おいしく仕上げるコツ」を紹介します。
放牧豚の肉はコツをつかめば誰でも美味しく作れますが、火の入れ方で味が大きく変わるのでしっかり手を抜かず調理しましょう。
【肩ロース】ハーブグリルのレシピ&おいしく仕上げるコツ
厚めにカットした放牧豚の肩ロース肉にハーブをまぶして焼くと、肉の甘みとハーブの香りが融合し、さわやかな風味が口の中に広がる絶品のグリルが出来上がります。
材料 | 放牧豚肉の塊肉(ロース) |
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調味料 | 塩、オリーブオイル、にんにく、ハーブ(ローズマリーなど) |
焼き時間 | 1時間※厚めの塊肉の場合 |
【トントロ】炭火焼のレシピ&おいしく仕上げるコツ
さっくりとした脂身の口あたりが特徴的なトントロは、下ごしらえや味付けなしでも濃厚な脂の甘みを楽しむことができます。
お肉 | 放牧豚肉(トントロ) |
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焼き時間 | 4分 |
放牧豚についての豆知識
放牧豚をもっと美味しく食べるために、知っておくとためになる豆知識をご紹介します。
放牧豚と家畜の豚の違い
一般的な豚肉に比べ臭みが無く、赤身が濃く適度にサシが入っていて、さっぱりと甘みのある脂の味わいが特徴です。
赤身部分の旨味と、脂部分の甘みの両方を存分に味わうには、焼いて調理するのが一番なのでBBQがぴったりです。
放牧豚肉を食べるときの注意点
家畜の豚肉であっても、「野生動物が持つ病原菌を持っていない」というだけで、生で食べればサルモネラ属菌やカンピロバクター等の食中毒になる可能性があります。
お肉の中まで十分に火を通して食べるようにしましょう。 (出典:厚生労働省HP)
こんなにある!
放牧豚肉のメリット
豚そのものが放牧による天然育ちで、栄養価のある自然の牧草や農作物を餌として食べて育っているため、人間にとっても安心・安全で美味しい豚肉が食べられます。
抗生物質不使用!
完全放牧でゆっくり豚を育てる
通常の養豚では、豚の成育期間は6ヶ月ほどですが、放牧豚はだいたい8~9ヶ月かけて育てていき出荷となります。 生後10日から元気に外を動き回り、通常よりも長く母乳で育った豚は丈夫で健康に育っているため、時間はかかりますが抗生物質なしでも、安全にしっかり大きく育ちます。