【肉道大百科】オーストラリアで育つ
「パスチャーフェッドラム」特集
今話題のパスチャーフェッドラム!
羊好きの間で大絶賛の「パスチャーフェッドラム」は、グラスフェッドラムの中でも最上級のナチュラルラム。
塩だけで十分おいしい、「羊のうま味」が濃厚ながら余計なクセが少ない味と、高い安全性が特徴のこのラムを最高品質でお届けします!
「パスチャーフェッドラム」は普通のラムとここが違う!
オーストラリアの「パスチャーフェッドラム」と、普通のラムの違いは以下の通りです。
普通の「ラム」
- 通常のラムは、餌や環境の影響で特有のクセが出てしまうことが多い。
- 基本的に赤身中心で脂身が少ない。
- 特に種類を絞らない牧草や穀物飼料、もしくはその両方で育つ。
オーストラリアの
「パスチャーフェッドラム」
- 羊のうま味が濃厚なうえ、余計なクセがほとんどない。
- 他のラムとは一段違う上質な脂身で、味わい深い。
- 栄養豊富なイネ科・マメ科類の牧草(パスチャー)のみ食べて育つ。
うま味と脂身が一味違う!
「パスチャーフェッドラム肉」のおいしさの特徴
1ラムのうま味・風味が強く、クセがない
パスチャーフェッドラムは、ラム肉特有のうま味・風味が非常に濃厚かつ、グラスフェッドのお肉にありがちな臭みやクセがほとんどなく、農薬等とは無縁な環境で育てられたナチュラルラム。
ミネラルを豊富に含んだ「パスチャー(イネ科・マメ科類の牧草)」を食べて育つので、普通のグラスフェッドよりクセが少なく、上品な風味とあまい脂の両取りが実現するのです。
一般的な、あっさりしていてあまり風味の強くないラムよりとても濃厚ですので、お好みでお選びください。
2他のラムでは感じられない上質な脂身
パスチャーフェッドラムは栄養満点の餌を食べているため、グラスフェッドにも関わらず脂身がしっかりついており、しかも配合飼料の力を借りずについた「脂身」なので上質です。
アイスランドラムやウェルシュラムよりも脂身が多く、羊らしい味わいをより強く楽しんで頂けます。
また、完全放牧と長めの飼育期間(オージーは10か月程度、通常4か月)が、柔らかくもしっかりと食べ応えのある「肉感」を生み出しています。
3心と体がおいしく感じる安心と栄養価
このラムは、non-GMO且つ残留農薬等の汚染の心配がない牧草だけを食べて育ち、完全放牧で健康に維持管理されています。
HACCP認証等を取得している加工場から直接空輸しているため衛生管理や鮮度も抜群。本当に安心してお召し上がりいただけるお肉です。
さらにラム肉はたんぱく質の含有量が鶏肉以上で、その脂にはオメガ3やCLA(共役リノール酸)など体にとって重要な栄養成分がたくさん!もちろんこのパスチャーフェッドラムも栄養豊富で、体がよろこぶお肉です。
「パスチャーフェッドラム肉」のおいしさの理由・こだわり
1栄養価が高く安全な牧草だけを食べている
羊肉は産地によって大きく風味や味が違い、特に何を食べているかが大きく影響するといわれています。
この「パスチャーフェッドラム」はオーストラリアの放牧地に生える、繊維質や長鎖脂肪酸(オメガ3 EPA)等を豊富に含んだイネ科・マメ科の牧草だけを食べて育ちます。
その結果、通常のグラスフェッドのお肉に比べて余計なクセがなく、しっかりと脂もついた食べごたえあるラム肉に仕上がっています。
この脂は一般的に行われる穀物による肥育ではなく、純粋に「パスチャー」のみを食べてついた脂なので、くどくないのに風味は濃く、唯一無二の脂となっています。
2最高の環境で育つナチュラルラム
パスチャーフェッドラムが育てられているオーストラリア南部は、安心・安全なナチュラルラムを飼育するのに非常に適した環境になっています。
温暖で雨量が安定した気候のため、栄養豊富な牧草(パスチャー)が一年を通じて常に自生し、完全放牧飼育が可能。
しかも、栄養たっぷりな牧草とストレスのない放牧で羊が健康に育つためあらゆる薬剤を使わずに飼育できるのです。
世界でも有数の「空気がきれいな地域」であることも含めて、最高のナチュラルラムの産地といえます。
3徹底した品質・衛生管理
このラムは、飼育から輸送までの全工程において品質・衛生管理が徹底されており、薬剤や環境汚染、アニマルウェルフェアと様々な面について厳しいルールが守られています。
さらに、「HACCP認証」「AUSMEATによる認証」「ハラール認証」と各種認証を得ているため、どなたでも安心してお召し上がりいただくことができます。
この高度な管理体制が、パスチャーフェッドラムの高い品質と安全性を担保し続けているのです。
推薦者に一問一答!こだわりを聞いてみた
日本で一番羊肉を愛する男・菊池一弘さんに聞きました!
羊肉を広める日本で唯一の団体「羊齧協会」を運営。羊肉を愛し、おいしいラム肉のお店を集めたフェスを毎年主催しています。
- 「パスチャーフェッドラム」というラムは初めて聞きました。
-
「パスチャーフェッドラム」は日本国内で流通しているオージーラムの内、0.1%しかありません。
そもそも高品質のラムなので絶対量も少ないですし、値段もお高めなので大量に出回るタイプのラムではありません。しかし日本でも羊肉を楽しむ方やシーンが増えてきていて、一言にラムと言っても様々なバリエーションがある事が認知されてきていると思います。
そんな流れのなかで今、パスチャーフェッドラムは羊肉業界関係者の中で最も注目されているおいしいラムです。
これからブームにならないかと期待しているところです。 - おすすめのポイントはなんですか?
-
まず「羊の旨さ」です。「羊の旨さ」がとにかく濃い。そして嫌なクセがない。濃いめの羊の風味が好きな人には理想の味わいだと思います。
そして特に脂に注目してほしいです。甘くておいしいこの脂は唯一無二です。次にピュアで汚れのないグラスフェッド・ナチュラルラムであることです。ヘルスコンシャス志向の方にはドンピシャなのではないでしょうか。
菊池さんが教える「パスチャーフェッドラム肉」のおいしい食べ方
羊肉を愛しているからこそ、一番おいしい食べ方を知っている!
「ソテー」「ステーキ」「グリル」での食べ方をご紹介します。
- ソテーラムチョップの定番調理法
- ステーキラムの「風味」をそのまま楽しむ
- グリル簡単・お手軽調理ならこれ
「ソテー」
- 材料(2人前)
- ・ラムチョップ…3本
- ・塩…適量
- ・こしょう…適量
- ・人参、じゃがいも、クレソン等お好みの野菜
- 作り方
- 1:肉を調理する20分前くらいに冷蔵庫から取り出し、常温に戻す
- 2:付け合わせの野菜を食べやすい大きさにカットしておく
- 3:温めたフライパンにラムチョップの背脂部分を下にして、3分ほど焼く
- 4:ラムチョップの先端を30秒ほど焼いてから、広い面を弱火で4分ほど焼き、裏返してさらに1~2分焼く
- 5:付け合わせの野菜も焼き、一緒に盛り付けたら完成
「ステーキ」
- 材料(2人前)
- ・ラム肉(肩ロースステーキ)…150g
- ・にんにく…1かけ
- ・ミニトマト…お好みの量
- ・塩…適量
- ・こしょう…適量
- 作り方
- 1:肉を調理する20分前くらいに冷蔵庫から取り出し常温に戻す
- 2:肉の両面にしっかり塩コショウをふりかけ、水分がでてきたら拭き取る
- 3:にんにくをスライスし、ミニトマトも食べやすい大きさにカットしておく
- 4:温めたフライパンにステーキとにんにくを入れ、両面と側面に焼き色が付くまで焼く
- 5:肉全体に焼き色がしっかりついたら火を止め、ふたをして5分ほど蒸らす
- 6:蒸らし終わったらフライパンから取り出し、食べやすい大きさにカットして完成
「グリル」
- 材料(2人前)
- ・ラム肉(スペアリブ)…500g
- ・じゃがいも、マッシュルーム、にんじん、ミニトマト、ハーブなどお好みの野菜
- ・塩…適量
・こしょう…適量
- 作り方
- 1:肉を調理する20分前くらいに冷蔵庫から取り出し、常温に戻す
- 2:スペアリブを1本ずつにカットし、骨部分の薄い皮に包丁で切れ目を入れ、塩とこしょうをふりかける
- 3:野菜を好みの大きさにカットし、フライパンなどで焼いておく
- 4:魚焼きグリルに肉を置いて、途中で裏返しながら中火で20分ほど焼き、しっかり火が通ったら完成
オーストラリアの「パスチャーフェッドラム肉」を食べた運営スタッフの声
かぶりつくのが止められない
BBQのメインとしてスペアリブを食べました!
いつも食べる豚のスペアリブよりも脂が多くて濃く感じましたが、肉の部分と一緒に食べるとちょうどよかったです!ラム好きの友人は、このジューシーな脂が最高!と好評でした(30代・女性)
華やかなラムチョップステーキ
ラムチョップのハーブステーキを作りました。脂と肉のバランスが綺麗で、家で作ったとは思えない華やかなステーキになりました!
肉も分厚くて食べ応えがあり、ラムの香りはしましたが、イヤな感じではなかったので最後までおいしく食べられました!(30代・女性)
ラムのうま味を逃さず食べる!
たっぷりの野菜と外モモスライスで、ラム肉の野菜炒めに初挑戦しました。
野菜にもラムの香りとうま味がしみ込み、料理全体がラムでまっておいしかったです!
ただ、肉にパサつきを感じる部分もあったので、調理時の火加減には注意した方がよいかもしれません。(20代・男性)